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こんにちは。テンダーマムの鈴木佳子です。
新入生が加わり、新しい環境にかわりましたが、だんだと落ち着いてきて毎日がたくさんの笑顔と元気な声で溢れています。
進級した子どもたちにもそれぞれ頼もしい成長が見られて、スタッフ一同嬉しい気持ちで見守る毎日です。○年生になったんだから、とついつい子ども達に期待と願いをこめて声をかけがちですが、気付かないうちにプレッシャーを与えています。
子どもたちが自覚して取り組まなければ、良い成長はみられません。ありのままを受け入れて、認めてこそが自己肯定感の向上へと繋がります。

テンダーマムには【自分が言われたり、されたりして嫌だなと思う事はお友達にしない】というお約束があります。
ある日のフリータイムでの出来事です。
「先生、やめてほしいと言っているのに、ずっとしてくるんだけど、これってルール違反だよね。」とある男の子が言いました。「〇〇君嫌だっていってるよ。同じことされたらどう思う?」、「それは嫌だ。」、「じゃお約束守れてないよね、だったらごめんねを言いましょう。」
そんなやりとりから相手の立場だったらどう感じるのかなと子ども達が自然に考えられるようにトレーニングします。
しつけというものは、説明したり、教えたりと一方的なものではありません。自分が体感する事で気づき、身についていき、自然に養われていくものなのです。様々な場面を体験させて、考えさせる。忙しい毎日の中で、このような体験をさせることは難しいですよね。
公園遊びの時のことです。初めてテンダーマムに参加する一年生がポツリ。仲良し女子たちが固まって遊んでいます。スタッフが女子たちに「○○ちゃん1人でいるよ。初めてテンダーさんに来たんだよ。みんなどんな気持ちでいると思う?」と声をかけました。「寂しいと思うし、楽しくないと思う。」「じゃみんなはどうしたらいいと思う?」このやりとりの後は、一緒に遊ぼうと誘い自分たちの輪の中で一緒に遊び始めました。スクールに戻った後もお勉強タイム、アクティビティタイムでも1人にならないように、そっと隣に座ったり、こっちだよと輪の中に自然にいれてあげています。「ありがとう。気持ちわかってくれて先生嬉しいよ。素敵なお姉さんたちだね。」と声をかけるとニッコリ嬉しそうに、「だって私たちもお姉さんたちにしてもらったんだから、できるよ。だって○年生だもん。」遊んであげなきゃいけないよ、優しくしてあげてね。お姉さんなんだから。と言わなくても自分で感じて、考えてできるようになります。
こうしなさい。ああしなさい。の声かけより、どうだろう?どう思う?どうしたらいいかな?など、自分の感じだことから考えて行動につなげる声がけを心がけましょう。
そしてそれがちゃんと出来ているときに、認めてたっぷり褒めてあげましょう。
得意げな笑顔や自信ありげな言葉が子どもたちからでれば、大成功です。
子どもたちはアナログです。機械ではありません。手間がかかるのは当たり前です。だから○○しなさい。の一言よりも、どうだろう?の一言からの少しの会話のやりとりのちょっとの手間をかけてあげましょう。自分でできる事が増えたら手がかからなくなりますね。次の段階は心を育てるために、声かけに手間をかける事が重要になります。
そうしたらお母さんにも可愛い笑顔と嬉しい気持ちがきっと届きます。
笑顔のやりとりが増えると子育てが楽しい時間にかわります。ちょっとした会話を大切にしていきましょうね。