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新年明けましておめでとうございます。
テンダーマムの鈴木佳子です。コロナが五類化されて、皆様穏やかな楽しい新年をお迎えのことと思います。
今年はテンダーマム放課後スクールをスタートさせて6年目を迎えます。3人の1年生でスタートしたスクールも、今ではレギュラー会員様、スポット会員様合わせて50人を超える生徒の皆さんにご利用頂けるスクールへと成長させていただきました。保護者の皆様、ご協力いただく講師陣の皆さまに心より御礼申し上げます。ありがとうございます。

自分に自信を持ち、優しい心を持ち、いろいろな事にチャレンジできる「生きる力」を持つ子どもの育成がテンダーマムの目標です。
様々なアクティビティを体験したり、違う学校、違う学年の子どもたち同士や、たくさんのチューターや講師の方々との関わりの中で、自己肯定感を育む事ができる環境作りを目指してきました。安心して過ごせる見守りのある環境作りです。
1年生だったお子様たちも今は優しいお兄さん、お姉さんになってくれて、ほっとしたり、思わず笑ってしまう場面に出会えることがあります。本当に嬉しく、感謝の気持ちでいっぱいです。
今年も引き続き子供達の笑顔とポジティブのエネルギー溢れたスクールでありますように、スタッフ一同真摯に研鑽していきます。
本年もどうぞよろしくお願い致します。

今回のコラムでは、自分で考える子どもの育て方についてお話しします。
子供たちはいつか、親元を離れ、自分で道を切り開いていかなければなりません。どんな道を選んだとしても幸せに暮らしてほしいと親は願うものですよね。それは子どもをきちんと自立させる事。これが、親がすべき事でしょう。私はたくさんの子供たちに関わらせていただいて、「自分で考えて、自分で決断し、自分でやり抜いていく。」これができる子どもが生きる力を持った自立できた子どもだと考えるようになりました。現代では「やりたいことがみつからない。」という子どもたちが増加しているといいます。「いろいろなことやってみよう!」という前向きなチャレンジ精神を持っていない子が増加しているともいわれています。
チャレンジしないことで、経験値が少なく、多方面から物事を見ることもできず、失敗を恐れて、新しい事に取り組もうという意欲も湧かない。
これが、「やりたいことがわからない。」、「めんどくさい。」、「どうでもいいという状態にさせます。」
このような状態の子どもを自己肯定感の低い子どもといいます。『自己肯定感』よく耳にする言葉ですが、みなさんは知っていらっしゃるでしょうか?
意味としては、「自分は大切な存在である」と感じることのできる心の感覚、ありのままの自分を受け入れて、認めることが出来る感覚です。
では、自己肯定感が高い人にはどんな特徴があるでしょうか。素直であり、他人に感謝するきもちを持っている。あまり落ち込まず、自分のミスを素直に認めることができる。チャレンジ精神があり、ポジティブ思考である。といいます。つまり、自分の軸をちゃんと持っているのです。
子どもが自立し、成長し続けるには、大人たちが子どもたちの自己肯定感をささえる事が重要です。
新年を迎え、新たなスタートにむけていろいろと準備を始めている親御さんもいることでしょう。
優しい気持ちで見守りながら、認めてあげながら、受けとめてあげながら、自立できるように、サポートしていきましょう。